表彰名称 | 業務名等 | 発注者 |
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国土交通省 事務所長表彰 |
岩木川ダム統合管理事務所 流量観測及び採水作業等作業 |
国土交通省 岩木川ダム統合管理事務所 |
青森県県土整備部長表彰 |
三厩停車場竜飛崎線橋梁補修 (鐇泊沢橋)設計業務委託 |
青森県 東青地域県民局 地域整備部 |
青森県県土整備部長表彰 | 遠部久吉ダム堆砂測量業務委託 | 青森県 中南地域県民局 地域整備部 |
青森県 西北地域県民局 地域整備部長表彰 |
鰺ヶ沢蟹田線道路改良 道路修正設計業務委託 |
青森県 中南地域県⺠局 地域整備部 |
青森県 下北地域県民局 地域整備部長表彰 |
国道279号道路改良 地質調査業務委託 |
青森県 下北地域県⺠局 地域整備部 |
国土交通省 東北地方整備局局長表彰 |
令和5年度 災害対策功労者表彰 | 国土交通省東北地方整備局 青森河川国道事務所 |
河川環境と地域の清掃のための河川清掃を実施した。
写真1 低水流量観測 |
写真2 高水流量観測 |
写真3 採水作業状況 |
写真4 採水作業 (作業前ミーティング) |
写真5 安全パトロール |
写真6 河川清掃 |
本業務は、(一)三厩停車場竜飛崎線に架橋されている『鐇泊沢橋』(図-1.2)(単純合成H桁橋(7連) 橋長L=115.000m)において、橋脚耐震補強設計(6基)と落橋防止装置設計を実施したものです。
本橋は、竣工図が無く、動的解析による耐震補強設計で特に重要な橋脚高さ、鉄筋の段落とし位置の把握のため、詳細な調査・提案を行いました。
橋脚への進入が困難な場所は橋面からクレーンでバックホウを橋下に吊り降ろし、フーチングを直接確認し(写真-1)、急斜面上に設置された橋脚は、ボーリング調査によりフーチング上面を確認(写真-2)しております。また、設計上重要な鉄筋段落し位置は、高所での鉄筋探査が可能なロープアクセスにより段落し位置を確認し(写真-3)、耐震補強設計の精度向上、施工時の手戻り防止に努めています。
また、架橋位置付近は国有林となっており、樹木の伐採を最小限とするため、河川沿いの狭小スペースを有効活用した施工ヤードを計画し(図-3)、自然改変量を抑制した急斜面上の柱補強計画を提案しました。
図-2 鐇泊沢橋側面図 |
図-3 自然改変量を最小限にした施工計画 |
写真-1クレーンによる掘削機吊降し |
写真-2 ボーリングによる試掘調査 |
写真-3ロープアクセスによる鉄筋探査 |
本業務は、遠部・久吉ダムの堆砂測量を実施したものである。
下記の創意工夫により、人員の削減・安全性の向上・観測精度向上・環境影響の低減に努めた。
写真1 現場調査 |
写真2 有人ボート作業状況 |
写真3 無人ボート作業状況 |
写真4 伐採作業 (作業前ミーティング) |
写真5 熊対策道具 |
写真6 パトロール報告 |
本業務は、主要地方道鰺ヶ沢蟹田線の道路・平面交差点詳細設計と併せてICT活用工事を実施するための、3次元土工設計を実施したものです。(図-1)
計画地点は、狭隘な箇所が多く、通勤・通学時の交通円滑化と地域の安全度の向上を図ることを目的に、バイパス整備事業を進めているものです。また、津軽平野特有の軟弱地盤地帯を通過する、2m~3mの低盛土が連続する区間であるため、盛土の圧密沈下を含めた土工設計を行っております。(図-2)さらに、今後の土工ICT施工による、働き方改革や生産性向上を目指して、土工の3次元設計を実施しました。(図-3)3次元設計は、交差点部と現道拡幅部を除く1.3kmについて行いました。
図-1 全体平面図 |
図-2 標準横断図 |
図-3 3次元土工設計 |
本業務は、国道279号道路改良に伴う、延長約1.5kmのトンネル詳細設計に必要な地盤情報を得るため地質調査を行ったものです。
弾性波探査は当初、地表面発破としていましたが、トンネル基面までの土被りが厚い場合、波線がトンネル基面まで届かず、解析深度が不足することが懸念されました(図-1)。このため、ボーリング孔を利用した孔内発破、追加ボーリングの提案を行い、弾性波探査の解析精度の向上を図りました(図-2)。
また、鷹ノ巣沢が横断する個所の下流には「木野部浄水場」(図-2)があり、その水源は湧水で、現在も水道水(飲料水)として利用しています。調査地における重金属調査は、法的な調査義務はないものの、地域住民の安全・安心を考慮して重金属調査を行うことを提案し、調査を実施しました。
図-1弾性波探査結果の事例 |
図-2発破孔の追加提案 |
写真-1弾性波探査(火薬充填) |
写真-2弾性波探査(測定状況) |
図-3重金属調査の基本的考え方 |
令和5年度 優良業務表彰に寄せて
本年度も国交省及び青森県から多くの表彰を受賞することができました。
この受賞は、日々のご尽力と献身的な努力の賜物です。高い技術力、専門知識、そして地域社会への深い貢献寄与するという心が、高く評価された結果として現れました。
このような栄誉ある賞を受けることで、弊社の仕事に誇りを感じるとともに、これからも更なる成長を目指す勇気と自信を得ることにつながります。
当社は地域展開型の建設コンサルタントとして、公益性の高い社会資本整備に貢献することは、我々の使命であり誇りです。
クライアントや地域社会との連携を大切にしながら、より良い未来を築くための礎を積み上げていくことが、私たちの目指す方向です。
これからも、社員一丸となり、困難に立ち向かい、地域社会への貢献を追求してまいります。
中村 資紀